日本の培養表皮移植技術、全身80%にやけどの台湾男性救う 無償で提供

img03(台北 1日 中央社)新北市の複合レジャー施設で今年6月末に起きた火災で全身の約80%に熱傷を負い、台北市内の病院で治療を受けていた男性(18)が日本の医療チームの協力のもとで行われた皮膚移植によって生命の危機を乗り越え、1日、無事に退院した。

やけど面積が広範囲に及んでいたため、当初は植皮に利用できる部位が見つからないのではないか心配されていたというこの男性。そんな中、火災による負傷者を支援しようと同病院を訪問した日本人医師団から無償で培養表皮移植の技術を提供したいとの申し出を受けた。

男性から採取された縦2センチ、横3センチの皮膚からは、3週間におよぶ日本での培養を経て、縦8センチ、横10センチの培養皮膚20枚が作られ、日本の専門家の指導のもとで移植手術が実施された。

同病院によると、男性に植皮した面積の約3分の1にあたる1600平方センチは日本で培養された皮膚。培養表皮の移植は重症の熱傷患者にとって大きな励みとなるものの、台湾にはまだ技術がないという。

男性は病院に運ばれた際は昏睡状態で、一時は危篤に陥っていたという。

(陳偉テイ/編集:名切千絵)

…配信元を読む

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。